

1.「社長がつくる」とはどういうことか。
このノートには「社長がつくる」ということばをつけました。
理念策定の方法はいろいろあります。社内にチームをつくって取り組んだり、外部コンサルに依頼したり、近年ではAIを活用して、短時間で作成することもできるようになりました。
理念は、社長自身でつくるべきものであると考えます。
なぜなら、理念とはそれらしい文章をつくることではなく、その意味するところ、すなわち「理」とは自然の理(ことわり)という言葉があるように、人間がつくったルールではなく、「そうあるべき道筋」を意味します。
「念」とは、時を超えてあり続ける願いや信念です。
つまり、理念とは「本質にかなった念(おも)いを持ち続けること」です。
経営者自身が、自らの人生と対峙して見つけた「理」と「念」が重なったときに、はじめて理念になります。
2.「使命・存在意義」からはじめるとはどういうことか。
理念はどこから生まれるのだろうか。
人にはそれぞれ天から授かった役割があり、その役割を自覚して生きることが人生の根本であると説かれてきました。(安岡正篤「人物を創る」)
理念の根源もここにあると考えます。
使命とは、大げさな運命論ではありません。
存在意義とは、社会から与えられる役割だけではありません。
これまでの人生で越えてきたできごと。出会った人、心を揺さぶられた体験。その積み重ねの中に、自分だけの使命の芽が息づいています。
そしてその使命を深く見つめ続けた先に自分が果たす天命が姿を現します。
このノートは、自分自身の使命とは何かに向き合い、会社の存在意義を問い、その先にある天命にも思いを巡らせながら、自分の言葉で理念と出会うためのノートです。
※安岡正篤先生が考える「使命」と「天命」
使命…天命が実社会で果たす具体的な役割。
天命…天がその人に与えた役割。自分で決めるものではなく、自覚していくもの。
会社は
どのようにしたら持続可能になるでしょうか。
何を得たら、唯一無二になるでしょうか。
お金を味方につけられるでしょうか。
会社が持続していくためには、自らの存在意義を問い続け、経営のよりどころとなる理念を持つことが大切です。
どんな理念にしようかと、頭の中で言葉を巡らせてみる。
ネットを見てみる。AIに聞いてみる。本にヒントがあるかもしれない。
情報があふれているこの時代。
まさに、言い得ているような言葉がたくさん目に留まる。
しかし、それを文章にしてみてもどこかしっくりこない。借りもののように感じる。
理念は、言葉から考えるから見つからない、出会えない。
存在から考えることからはじめましょう。
我々はどこから来たのか。
我々は何者なのか。
我々はどこへ行くのか。
この問いが、理念策定のはじまりです。
このノートは、30年以上にわたり企業の理念体系づくりを支援してきたCI(コーポレート・アイデンティティ)計画の考え方を土台にしています。
CIとは、会社の「自分らしさ」を見つけ、経営の軸を明らかにしながら、会社そのものを変革していく考え方です。
理念と対峙する前に、まず自分自身と会社を見つめ直します。
① 理念を書く前に、自分自身と向き合います
理念を書こうとすると、多くの方が「正しい言葉」を探し始めます。
しかし、本当に必要なのは、言葉ではなく、自分自身の念(おも)い。
このノートでは、CIの自己変革プログラムをもとに、これまでの経験から感じる、忘れられない出来事などを整理しながら、存在意義を探っていく旅を続けます。
だから、借りものではない理念が生まれます。
② 理念を「文章」で終わらせてはいけません
理念は、会社案内に載せるための文章ではありません。
理念は内なるものー。
経営戦略、商品戦略・商品づくり、人材戦略・採用、広報、情報発信、地域貢献…。
これらに反映しうるベースとなる、日々の経営の北極星、言わばよりどころになるものです。
このノートでは、理念を会社全体の「拠りどころ=意思決定基準」として使えるよう、理念体系全体をオーケストリング(統合)していきます。
③ 最後に手に入るのは「理念」ではありません
理念を書きあげることが、このノートの目的ではありません。
自分の使命に向き合い、会社の存在意義を問い、社会を見つめ、未来を考える。
その過程で、これまでとは違うところから、自分の人生や会社、そして、社会を見るようになります。
何を大切にするのか。
何を選び、何を選ばないのか。
この会社で、どこへ向かっていくのか。
それが少しずつ、自分の中ではっきりしてくる。
そのとき、これまでとは違うところから人生や会社、社会を見ている自分に気づきます。その新たに立つ場所を「新しい地平」と呼びたいと思います。
理念と向き合い、考え続けることで、自分の立つ地平が少しずつひらかれていく。
このノートは、そのためのナビゲーション役を務めます。

このプログラムで手に入るもの
使命・存在意義レベルで理念づくりに取り組む体験ができます。
迷ったときに立ち戻れるよりどころ=意思決定基準。
未来を見失わないためのよりどころ。
経営者としてこれから歩んでいく、自分自身の新たな地平がひらかれていきます。
販売価格
通常価格 132,000円(税込)
初年度モニター価格 110,000円(税込)
プログラム内容
COMPASS Ⅱ(理念策定Ⅱ指針)
専用ワークブック「理念策定ノート」
対話サポートチケット3枚
最終確認
『社長がつくる理念策定ノート』に取り組むことで、
自身の使命、会社の存在意義が顕現され、
これまで言葉にできていなかった想いや判断基準が整理され、
事業の方向性を自分の言葉で伝えられるようになります。